当クリニックでは切り傷の縫合、皮膚のできものの切除、小範囲のやけどなどの小外科に対応しています。ちょっとした包丁での切り傷や転んだすり傷などを放置していると、雑菌により化膿したり、場合によると骨まで細菌が侵入して炎症を起こす骨髄炎を発症したりと、かえって治るまでに時間を要することがあるため、早めの対応が肝心です。たとえ浅い傷であっても、長い時間血が止まらないようなら縫合の対象となります。できるだけ早く診察を受けて、適切な処置を行うことによって、綺麗に治すことが可能になります。深い切り傷のために指を伸ばす腱(伸筋腱)が切れてしまった場合では、指を伸ばした状態で固定する治療をすぐに受けていれば治っていたところを、放置していたためにだんだんと指の動きが悪くなり、最後には指が曲がったままになってしまうケースも見られます。「小さなすり傷や切り傷を甘く見ない」ということを心がけて、軽い傷やケガでも遠慮せずにご来院ください。