内科においては、季節的な風邪やアレルギーなどの一時的にかかる病気も多いですが、現代の医学では完治することが難しい生活習慣病をはじめとする慢性疾患は、一生涯病気と向き合い、きちんと治療していかなければなりません。ただ定期的に薬を処方するのではなく、適宜採血やレントゲンによる画像診断などの必要な検査を行って、その結果によって薬の量の調節や、新しい薬への変更を行うなど、効果を評価しながら経過を細かく見ていくことが大切です。不整脈であれば心電図の検査を、糖尿病や脂質異常症の方なら血液検査を定期的に行って、経時的な観察を続けていくことで、症状の進行にいち早く気づいたり、合併症の発症や進行を遅らせたりすることが可能になります。当クリニックでは患者さん一人ひとりに合った治療を共に考え、安心して治療を継続していただけるように患者さんと信頼関係を丁寧に築きながら、二人三脚で治療を進めていきたいと考えています。